2016年12月31日土曜日

2016年のMy Best

今年はいろいろとありました。
まず、今年から(去年からすべきでしたが)My Best CDでなくMy Bestと変更します。当然ですね。CDはほとんど買わなくなり、Apple Music依存です。もちろん依然入手できないCDもあるんですが、絶対的にそれを買わないと!というものも少ないので購入しようと強く思うケースが減りつつあります。
あと、正直このレベルのレビューでも追いつかないくらいの音源を聴いてます。実はまだレビューできてないのが85枚もあります。ちょっと切り上げたら、約300枚を聴いてることになるんですが、これって月25枚ですから、1日1枚に近づきつつありますね。狙ってるつもりは毛頭ないんですが、驚愕です。
どこかで書きましたが、アルバムという形態(かつてはLP)そのものもどうかと思い始めてます。どうでもいいと思い始めてきました。いままではどこか全曲聴きこんでないことへの後ろめたさもあったりしたんですが、曲単位でつまみ食いする行為が果たして罪なのか疑問を感じ始めたというところです。この感覚そのものが、LPから育った年代特有なのかもしれません。LPを買うという行為が学生の頃は極めてハードル高く、一生懸命なけなしの金を払って買う必要があっただけに、買ったのもは無駄にはできない!と一生懸命聴いてましたし、理解できるまで聴いてました。でもバイトをガンガンやりはじめたり、就職したりして、どんどん買う行為への重さが変わっていき、買う枚数は増えてたのに聴くことの重さは減っていった感じでした。そこにとどめを刺したのはApple Musicですね。完全に食い散らかすような感じもどこかあって、これって音楽の価値を下げてるような気がしないでもないんですが、みなさんいかがでしょうか?食べ放題の店に入ったような感じで、本当にいいのか?と思わなくもないです。これでアーティストが果たして儲かるのか、よくわからないです。ただCDというあり方やアルバムというパッケージすらもどうかと思うところもあって、やはり楽曲で勝負するというほうが素直なのかもしれません。アーティスト目線だけで言えば、いろんな表現形態があっていいとは思いますが、聴く側は与えられたところで聴いてるだけになってしまいそうで、新しいアーティストとの出会いとかでいえば逆にハードル高くなってる可能性もないか...このあたりは私も今一つ理解してませんのでもう少し調べてから考えたいと思います。
Apple Musicにネガティブなことを先に書きましたが、実際はネガティブには使ってません。一般的に評価を得ている音楽を一応確認のため聴くことができますし、購入するにあたってハネていたものを躊躇なく聴けますし、特定のアーティストの深堀もできます。まずは聴いてみる!という感じでいろいろと聴いてみるとさらに広がっていくのは確かです。音楽好きにとっては、とてつもなく凄い世界です。自分の傾向も顕著にわかってくるのも確かですね。
なんて、いろいろとうだうだ書きましたが、そろそろ今年のベストに行きましょうか。と言いながらも、先にドン!とアルバムジャケットが出てますから最初からわかってるんですが、やはりこれですね。とにかく聴きまくりました。気が付いたら聴いてる...って感じでした。何がいいかというと、Pete Delloのキャラクターに依存する部分が大半ですが、シンプルなバックアップ演奏やコーラスワークなどすべてですね。基本はPeteの歌とアコギを軸にして、最小限なバックアップだけなんですが、それがいいですよね。曲もいずれもずば抜けた感じがないのにそれぞれが個性的で、通しで聴くのが全く苦になりません。全曲素晴らしいかと言われるとそうでなかったりもしますが、なぜかトータルで聴けます。この方がかなり変わった方なのは間違いないですし、残念ながらほとんど売れてないもので情報も少なく、CDを買って解説を読んだり、ネットで調べたりして、そのあたりも面白いんでしょうね。
次点は山ほどありまして、5th DimentionのセカンドやらJerry Rossの一連の活動やらGlen Campbellの黄金期やらTokensの幻のアルバムやらHarper's4やらBobby GentryやらFree DesignやらDionne WarwickのSepter時代やら...etcです。楽曲単位でみたら、イージリスングやらメロウソウルやらJimmy WebbのStrawberry Childrenやら、こちらも面白いものが山ほどあります。来年は今月聴いた曲...なんてことになってしまうかもしれませんが、さすがにそこまでは踏み切れてません。
とにかく、去年も一緒のことを書いたかもしれませんが、音楽の深みや面白さを再認識できて、いろんなものを聴きたくて聴き漁ってます。
音楽なしでは生きていけませんね。
来年の話をすると鬼に笑われますが、個人的事情もあって、かなり不定期なアップになりそうです。いろいろと忙しいのもあるんですが、ネット事情がよろしくない国に行くことが増えそうです。いままでも様々な国に行ってたんですが、今度はどうもそのあたりでは不都合が生じることになってしまいそうです。まあ、ほとんど読まれてないBlogですから心配することではありませんが、例えば年4回の更新になったりする可能性があるということでご容赦ください。レビューしきれてないアルバムが85枚もある!と告白しましたが、ディスクガイドもたくさん手に入れました。Vandaなどいまさらですが素晴らしいです。Internetによって中古が入手しやすくなったのが最大のメリットです。こちらも追々レビューしていきたいと思ってます。いずれにしても、あくまでも個人の忘備録ですので、ご容赦くださいませ。
ではみなさん、良いお年を!

2016年12月30日金曜日

12月に聴いた音楽(Little Eva)


Carol King - Gerry Goffinの黄金期の初期作品ですね。タイトル曲のヒットで、コンビ作品のヒット曲カバーなど詰め込んだアルバムを作った....というこの当時の典型的パターンですね。このコンビが気に入った歌声だけあって、曲とマッチしてますし、カバーも一定のレベルなんで、安心して聴けます。そんな感じです。

12月に聴いた音楽(The Paris Sisters)


Phil Spectorがまだ初期の頃にプロデュースを手掛けヒットを飛ばしたものの(録音したのは11曲でアルバムはなし)、レーベルを転々とし、いまひとつヒットにも恵まれず、このアルバムをやっとリリースするも、その後解散....という感じで、ガールグループの厳しさをまさに体現したような感じです。

12月に聴いた音楽(Helen Merrill with Clifford Brown)


2曲目はかなりの有名曲ですが、格好いいですね。これはじっくり聴いてみます。ズージャーです。

12月に聴いた音楽(Patti Page)


超有名なTennessee Waltzは、有名過ぎてずっと避けてましたが、こういう音楽を気楽に試せるのがApple Musicのよさですね。さすがです。楽曲はいずれも文句ありません。聴いてみるべきですね。お恥ずかしい限りです。

12月に聴いた音楽(The Neon Philharmonic2)


これはCompleteですが、やはりこのユニットは面白いですね。じっくり聞きたいです。

12月に聴いた音楽(The Duprees)


Jerry Rossのプロデュースということで期待しましたが、まずまずですね。
古い曲をリメイクしてますが、そこそこです。

12月に聴いた音楽(The Neon Philharmonic)


これはかなり不思議です。アルバムジャケットはゲテな印象否めませんし、曲も最初はヘンなロックオペラ?って印象ですが、代表曲Morning GirlになるとNashvilleのツワモノ達が作った!って感じで、やはりいいですね。
この軽妙なドラムスはKenny Butreyによるものですが、この人はやっぱり流石です。
Strange but Goodって感じでしょうか。

12月に聴いた音楽(Eternity's Child)


この方たち、ファーストアルバムではCurt Boettcherがプロデュースしてましたが、このセカンドは違いますね。内容は、怒られそうですが、こっちの方がいいような気がしないでもないですが、気のせいかもしれませんし、いずれにしてもこの方達のアルバムはイマイチ馴染めていないのが実態であります。

12月に聴いた音楽(The Friends of Distinction2)


とても同じグループとは思えませんね。ワタクシ的にはダメでした。

12月に聴いた音楽(The Friends of Distinction)


これはいいですね。
軽快かつ力強いサウンドで、ソウルなんですがソフトロックな感じです。
ジャケットもぶっ飛んでます。

12月に買ったCD(Honeybus)


前回購入したBears Family2枚組コンピが彼らの全活動を網羅してないのはわかっていましたが、リリースされずにキャンセルされた幻のセカンドアルバムであるRecitalが中途半端にしか収録されてないことに気付き、不足分を補うべく本盤を購入しました。
Peteのソロ活動を経て、グループとしてすばらしい作品を生み出すには万全だっただけに、リリースされなかったことは残念ではあるんですが、今回聴いてみて、これも無理もないとうなづいてもしまいます。このCDを買ったからといって、Recitalに全曲が聴けるわけではありませんが、充実ぶりは十分理解できましたが、この時代を考えると受け入れられたかどうか疑問です。
とはいえ、Recitalはちゃんと再発して欲しいですね。残念です。

12月に聴いた音楽(The Chordettes)


これまた有名過ぎますね。コーラスはうまいです。当たり前ですかね。
まずまずです。
(すいません、ちょっとジャケットが違ってたりします。)

12月に聴いた音楽(Frank Sinatra)


後期のベストです。意外に面白いです。

12月に聴いた音楽(Skeeter Davis)


有名な曲をとりあえず聴いてみよう!って感じで軽く流してますが、この方はChet AtkinsがプロデュースしたNashville Sound全盛時代ど真ん中のカントリーシンガーになるわけですね。こういうメランコリックなカントリーでポップチャートを賑わせた方って、それなりにいらっしゃいますが、この感じはいいですね。それなりに聴いてます。

12月に聴いた音楽(Bobby Bloom)


これもまだまだ理解できてませんね。A2は好きです。

12月に聴いた音楽(Tony Joe White)


これもビミョウであります。

12月に聴いた音楽(Dan Hicks & His Hot Licks )


悪くないのはわかっていても、イマイチ馴染めていないのもあります。

12月に聴いた音楽(Mary Hopkin)


Beatlesが生んだApple Recordの最大のスターであることは異論ありませんが、アルバム聴きは少々辛いです。そもそもアルバムで評価する行為がどうなのか?アルバムというカタチがそもそもどうなのか?なんて考えることが多々ありまして、最近真面目に繰り返し通しで聴くことがどうでもよくなりつつあるもので、このBlog同様にどうでもいいかもしれません。

12月に聴いた音楽(Ennio Morricone)


いわゆるマカロニウエスタンの代表作ですね。音が映像とリンクするのは当然ですが、その効果を最大限出そうとするところにサントラのおもしろさがあるわけですね。当たり前ですか。
さすがMorricone!って感じです。映画見てないのにサントラ聴くのは邪道ではありますが、でもアリかなと思ってたりもします。当然ながらワタクシは本作は見てますけどね。

12月に聴いた音楽(Dionne Warwick4)


すいません、先に同じで、以下同文です。

12月に聴いた音楽(Dionne Warwick3)


やはりこの方、アルバム聴きには適さないかも...ですね。でも悪くはないんですよ。いい曲は必ず入ってますからね。Bacharachはやはり凄いです。まずまずです。

12月に聴いた音楽(Nancy Sinatra and Lee Hazelwood)


これもビミョーです。意図がわからないです。彼女単独の初期作品を聴いた方がいいかもしれません。あまり品の良さを感じないというのはイマイチな評ですね、すいません。とにかくこのオッサンがワタクシ的にはダメですね。

12月に聴いた音楽(Lee Hazelwood)


この声はなんじゃ!って感じです。これをどう捉えたらいいでしょうかね。音楽って、割となんでもありと思っているものの、当たり前なんですが、いかにSoundMusicにできるかが真価を問われるところだと思ってるんですね。優れたMisicianNoiseでもMusicにしちゃいますよね。それは卓越した人達だけの話だとしたら、例を変えましょう。下手でも素朴さや真摯さが伝われば、表現としては成立するというのは甘いですかね。カラオケで自己陶酔してるのは、その限りではありませんよね?では戻って、このアルバムはどうか?ワタクシには難し過ぎます...。そんな調子です。

12月に聴いた音楽(Milton Nascimento)


この方、まだ1枚しかキチンと聴いたことがなくて、これを試してみてますが、残念ながらまだまだ勉強中です。

12月に聴いた音楽(Herbie Mann, Antonio Carlos Jobim & Joao Gilberto)


これはよくわからないですね。
Herbie Mannがブラジルに赴いて録音した新曲と、Joan Gilbertoのボサノヴァクラシックナンバーをチャンポンにしてるだけです。共演でもなんでもないと思いますし、こんなことが著作権上可能なの?って感じです。がっかりです。こういうパターンはワタクシは正直きらいですね。

12月に聴いた音楽(Carly Simon)


James Taylorの奥様だったこともある方ですが、このアルバムは彼女の代表作です。
Mick JagarがコーラスをやってるYou Are So Vainというナンバーが目玉ですかね。
バックアップミュージシャンもJim GordonKlaus Voormanなどツボついてます。
こういう音に憧れますね。

12月に聴いた音楽(Robin Ward)


この方は、一発屋ということですね。
たまたまコーラスとしてスタジオに居合わせた彼女にデモ収録してもらったテイクが良かったからそのまんまリリースしたら売れた...なんて、すごい話です。ただ、一発屋としてうなづけてしまうところがありますね。
SpectorBeach Boysあたりの音に似てるのは意図的でしょう。
In My Roomのアンサーソングも作ったようですが、いまひとつです。

12月に聴いた音楽(Harpers Bizarre3)


彼らのデビューアルバムです。
でも、これってジャケ写間違ってますよね?ベスト盤のものになってると思います。このあたりはAppleはもう少し気を使って欲しいんですが、まあ無理ですね。
で、アルバムの内容ですが、正直これはずば抜けて良いという感じではありませんね。そんな感じです。

12月に聴いた音楽(Harpers Bizarre2)


彼らの最終アルバムですね。
正直4ほどは好きではないんですが、セカンドほどは作為的ではないので、まずまずですね。

12月に聴いた音楽(Jan & Dean)


いわゆるサーフィン&ホットロッドブームに乗っかって出てきたグループといえばBeach Boysとこの方たちになるわけですが、Bigなブームほど過ぎ去ってしまうのはあっという間なわけで、この方たちも当然その波に飲まれてどこかへ流されそうになってしまってたわけですね。そんなところに、Janが自動車事故を起こし頭の骨を折る重体となってしまい、Deanは仕方なくレーベルを立ち上げ、Janのリハビリ費用を稼ぐために近所の住んでいた素晴らしいミュージシャンを集めて作ったのが本作です。
残念ながらリリースしてもらえず、永らく幻の名盤と言われてきたものです。
ただ、あくまでも個人的な感想ですが、内容は正直悪くもないが良くもない感じです。

12月に聴いた音楽(Keith)


Jerry Rossのプロデュース作品を少しずつ聴いていってるんですが、彼もそのクチです。
いわゆるDreamyなサウンド全開なだけでなく、Lovin’ SpoofulBo Diddleyといった要素まで取り込んでいるところがいいですね。
とにかく魅力的です。Jerry Ross、やっぱり凄いです。

12月に聴いた音楽(Glen Campbell5)


この方の黄金期のアルバムですね。
これまた文句なしです。
彼のギターもなんとも味わい深いです。
いいですね。
文章短いんで、イマイチと思わないでくださいね。名盤ですから。

12月に聴いた音楽(The Peddlers)


このオルガントリオは、とにかく格好いいですよね。
カバー主体ながらも、Ray Charlesと間違うくらいのタイム感バリバリに歌いながらオルガンを弾きまくり、ベースとドラムがそれを煽りまくる...というのが彼らのパターンでした。その疾走感たるや、圧倒的でしたね。
そんなトリオがロンドンフィルとタッグを組んで、且つ彼らが全曲オリジナルを書き下ろして挑むという、かなり面白いコンセプトのアルバムです。
正直全曲を通しで聴くのは非常にエネルギーが必要なんですが、内容は間違いなく充実してます。この方たち、やはりタダモノではないです。
とにかくいい感じです。文句なしってこんな感じを指すんでしょうね。ジャケットからして格好良すぎです。

12月に聴いた音楽(The Assosiation)


このグループはどうも今一つ好きではないんですが、たまたまAnita CarrがカバーしてたNever My Loveがいいなぁと思ったくらいですかね。そんな調子です。

12月に聴いた音楽(Herb Alpert & The Tijuana Brass)


タイトル通り、少々ロック寄りな感じを狙っていたのでしょうかね。
正直、私はラストナンバーが好きだったので、聴いてみたんですが、この曲だけがちょっと違う感じですね。
彼のアルバムはどれも似た様な感じですが、それはそれでいいんでしょうけどね。
とにかく、ラストナンバーは間違いなく名曲です。

12月に聴いた音楽(The Teddy Bears)


ご存知Phil Spectorがキャリアをスタートさせたグループですね。
デビュー曲を自作しただけでなく、プロデュースや編曲までこなしたんで、天才だったことは間違いないです。しかしながら、デビュー曲を出してから後にレーベルを移籍してしまい、そこでリリースしたのがこのアルバムなので、当然ながらその名曲は入っておらず、かつプロデュースも全曲やらせてもらえなかったせいもあり、イマイチなのは否めません。厳しい世界です。

12月に聴いた音楽(The 5th Dimension4)


レーベルも移り、メンバー内のパワーバランスも変わりつつある状況だったものの、Bones Howe続投で制作してるんで、今までのカラーを損なわず、うまくまとめていると思いますね。まずまずです。あくまでも彼らの全作での相対評価であって、絶対評価でみたらかなりレベル高いとは思いますけど。

12月に聴いた音楽(The 5th Dimension3)


セカンドがセールス的にふるわなかったため、プロデューサーもBones Howeに戻り、Song Writttingも、Jimmy Webbはわずか1曲となって前作のカラーは全く払拭され、Laura Nyroなどすっかり様変わりしてしまってます。なんとも悲しい世界です。
内容は充実してるんですが、でもセカンドには劣ると思いますね。

12月に聴いた音楽(The 5th Dimension2)


Jimmy Webbが渾身の力を振り絞って作ったコンセプトアルバムですね。
最初から最後まで、ハイテンションです。
彼らの卓越したハーモニーとJimmyの素晴らしい楽曲が相俟って、文句なしの名盤です。素晴らしい。
これがセールス的にふるわなかったことが信じられないですね。売れればいいというものではないのですが、そこが伴わないと広く聴かれないだけでなく、制作していくことすらも危ぶまれてしまうわけですから、切ない世界です。
とにかく、これは素晴らしいです。

12月に聴いた音楽(Bob Crews Generation)


Four Seasonのサウンドを築いてきたのがこの方ですね。
まだFour Seasonsが勢いあったころなので、当然ながらそのサウンドカラーそのまんまでいろんな楽曲をインストでカバーしてます。面白いんですが、じっくり聴くタイプのアルバムではないですね。

12月に聴いた音楽(Nino Tempo & April Stevens)


これまたSpectorつながりですが、ソングライターチームであり、私生活もパートナーであったこの2人のアルバムですね。ちょっと古臭く、パフォーマーとしてもどうかと思うもので、ワタクシ的にはまあまあですね。

12月に聴いた音楽(Dion)


この方は、白人Doowapで名を馳せた方ですが、この作品はそんな時代をすっかり乗り越えてピークも過ぎてしまってから、同じくピークの過ぎたPhil Spectorと組んでリリースした作品がこれですね。(カップリングとして次作も一緒に収まってるんですが、全くカラーが違うのでどうかと思いますから、こちらは割愛です。)
PhilはちょうどJohn LennonRock’n Rollをプロデュースしたころで、そに音触りは通じるものがあるんですが、本盤はよりダークな感じです。深いエコーは、全盛期はDreamyさを称えていたものですが、このアルバムではなぜか深い闇を感じさせられますね。なんともいえない音世界です。一聴の価値ありですね。
ちなみに次作も悪くないんですが、チャートからは無視されたようです。

12月に聴いた音楽(The Turtles)


 このジャケットは痛快です。メンバーの特徴を捉えてるかというと、最初からそのつもりもないような感じさえしてしまうようなシロモノです。
内容は、面白いです。6枚目のアルバムなので、少々マンネリ感もあるのかもしれませんが、ワタクシは前向きに捉えました。

12月に聴いた音楽(Glen Campbell4)


いろいろとアルバムを聴いてはみたものの、当時の流儀のアルバムを作るタイプなので、ベストアルバムで聴いたほうが手取り早いと思い、これを聴いてみました。さすが文句なしですね。これだけの質の曲を量産できたところは感服します。
裏方業時代にBeach Boysのライブメンバーとして協力したときもあって、そのお礼にBrianが書き下ろしたGuess I’m Dumbはいい曲です。
Bobbie Gentryとのデュエットもクレジットにあるのに、なぜか曲は一人で歌ったものになってます。そういう良くわからないところもあるんですが、ジャケットも含めていい感じのベスト盤でした。

2016年12月25日日曜日

12月に聴いた音楽(Glen Campbell3)


ブルーグラスアルバムというのも意外ですが、これが彼のデビューアルバムというのも驚きです。ワタクシはこの方をカントリーミュージシャンという狭義なカテゴライズで捉えてませんが、60年代はカントリーチャートでトップ1を連続してたんで、そういう見方をしてる方もたくさんいらっしゃるんでしょう。そういう意味では意外性の薄いものなのかもしれません。
ジャケからしてすでに本格的ですが、内容も負けてません。ただし残念ながらチャートからはほぼ無視でしたね。どちらかいうとソリッドな感じで、同時代のBakers Field Soundと似た感じです。まあ同じカリフォルニアですから当然ですね。選曲も、ガチのブルーグラスではなく、カントリーの名曲をブルーグラス風にやったという感じですかね。エレベブンブンなのがいいですし、なによりも敬愛するJames Burtonが全面的にドブロ弾きまくりなのがいいです。
悪くなるはずはありません。

12月に聴いた音楽(Glen Campbell2)


彼にとっては初めてUS CountryチャートNo.1になったアルバムであり、初のプラチナディスクに輝いた作品ですね。ほとんどそういうことに着目しないワタクシですが、ちゃんと聴いてみようという気持ちの現れだと思ってください。ここからWichita Lineman Galvesonまでの快進撃がはじまった!って感じです。
あと、スタジオミュージシャンされてただけあって、ギターをうまくフィーチャーしてくるのが王道になっていくんですが、まだ本盤ではそこまで確立されてません。
タイトル曲にしても、自身の人脈でWrecking Crewのメンバーを集めて作ったデモ盤をそのまんまリリースして初ヒットに漕ぎ着けるわけですから、実力あっての成果ですね。自身では曲は書かないんで評価されにくいのかもしれませんが、スゴイ方であるのは間違いありません。
かなり脱線しちゃいましたが、本盤はまだいろいろ模索しながらも、勢いある感じですね。意外にRoy Orbison好き?なのが、個人的には面白かったです。

12月に聴いた音楽(Dionne Warwick2)


ワタクシ、このタイトル曲がメチャメチャ好きなんですが、Bobbie Gentryのところで書きましたが、彼女のヴァージョンがオリジナルのような格好となってしまってるのが実態でしょう。
タイトル曲は別として、このアルバムはどうか?と言われると、Dionneのアルバムはどうしても当時のセオリーであるヒット曲とやっつけの曲を寄せ集めたアルバム制作パターンでしかなく、アルバムとして評するのも微妙ですね。
まあ、BacharachとHal DavidとDionneの全盛期なので、その組み合わせによる楽曲はいずれもかなりのレベルに達してるのも事実だと思いますが、全曲その組み合わせでなかったりするもので、トホホです。ややこしいですよ。

12月に聴いた音楽(Bobby Gentry6)


このジャケットはなんともいえませんが、内容は充実してます。もうここまで来ると、そのギャップはどうでもいいです。ただしこれもチャートからほぼ無視ですね。なかなか難しいです。まあ、ヒットをバンバン飛ばすというのも無理なタイプでしょうから、そこで判断してもしかたないとは思いますが。
いい感じです。

12月に聴いた音楽(Bobby Gentry5)


1967年のデビューから4年にして9枚目のアルバムっていうのも驚異的ですが、1曲目からいきなりレイドバックした感じの世界を展開してくるのもさすがです。
このアルバムはジャケットの雰囲気さながらで、どこか穏やかさを感じつつ、ジャケット写真に写ってない周りの風景や、なぜそこに座っているのかなんてことまで考えさせられる感じ...というと言い過ぎでしょうかね。
やはりこの方、タダモノではないとワタクシは思いを強くしたんですが。いかがでしょうか。