2014年10月11日土曜日

10月に買ったLP(Joao Gilberto 2)

これまた超名盤・珍盤です。
ある意味これは怖いです。
全編通して、Joaoのギターとハイハットだけのほぼ弾き語り状態でありながら、どこかダーク・ダウニーな感じに包まれています。ダウンチューニングしてあるギターのせいだとか、実験的ないくつかの楽曲のせいだとか、エコーが最小限のマットな音のせいだとか、Joaoをとりまく環境のせいだとか、いろいろと言われておりますが、それらの要素が入り混じっての結果なんでしょうね。シンプルなのに深淵、複雑なのにシンプルという感じで、相反する要素が入り混じった、物凄いアルバムです。こんな音楽は、この人しかできない、唯一無二のものです。クレイジーです。
どことなく人を突き放したような感じすらあって、でもそうでもないのかもしれませんが、なんとも考えさせられます。Bossa NovaをBGM的に浪費しようとする聴き方では、到底このアルバムに対峙することは無理でしょう。とにかく疲れますが、でも必聴盤です。

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