いや〜これは凄い本です。
今月は重要な作品揃いなので、どうしても「凄い」を連発してしまってるせいで、食傷気味かもしれませんが、これは本当に凄いです。
どこが凄いかというと、とにかく物凄い情報量です。
有名・無名にかかわらず、いろんなエピソード満載です。ボサノヴァ誕生の真実とか、推論もありますが、いずれも興味深いです。
しかし、驚愕なのは、紹介しているアーティストの数で、ここまで書ける人はブラジルでも数少ないと思います。ボサノヴァを軸に、その後発展したものまで広義に捉えているので、改めて俯瞰できますね。
さらに、ボサノヴァやブラジル音楽だけでなく、ブラジルそのものへの愛情に満ち溢れてます。(正直、結構危険なところですけどね...。)
日本人が自国以外の音楽でこれだけ突っ込んだ内容を書いた音楽本は、鈴木啓志さんの名作「R&B,ソウルの歴史」くらいしか私は思い浮かびません。それだけでも凄いことだと思います。
ブラジル音楽にハマってる人やボサノヴァを掘り下げたい人は、是非目を通してみることをオススメします。
ただし、1点だけ、本当に個人的な希望ですが、せめて人名は(欲を言えばアルバム名も)ポルトガル語併記して欲しかったですね。紙面の都合もあって、難しいでしょうけど。
もっと言えば、人名索引も巻末にあれば完璧です。やっぱりこういう本は、ここから得た情報を読み手がさらに広げてくれるとその存在意義が増すと思うもので、インターネット時代なのでそんなことはネットでうまくやればいいというのはありますが、そこまで網羅されていれば、もう完全無欠になると思います。(名作Musica LocoMundo がそうですね。)本書の性格からすると、ここに不満を持つ人はそこそこいるような気がします。(アマゾンでもそういう書き込みありました。)あくまでも、要望でしかありませんので、本書の凄さになんら不満はありませんので、誤解なきように。
ブラジル音楽って、アメリカ音楽とは全く異なる流れを持っていますし、もちろんアメリカ音楽の否応なく影響されてしまってますし、アメリカに飲み込まれて被害を被ってもいますが、言葉が悪いかもしれせんが混血文化というか、いろんなものを逆に飲み込みつつ、健全な音楽が育まれている貴重なものだと思います。
そういった一面も含めて、ブラジル音楽を掘り下げたい人だけでなく、すべての音楽ファンにとっても、本書は必読だと思いますね、個人的には。いかがでしょうか?
一気に読み終えて、すっかりかぶれてしまったワタクシは、さっそくいろんなBossa Novaレコードを買ってしまったというのが実態でして、今月の締めくくりに暴露して懺悔しておきます。
2013年10月22日火曜日
2013年10月20日日曜日
10月に買った音源(V.A.)
怒濤のBossa Nova特集の最後は、やっぱりこれですね。
アメリカ進出および世界への進出の機会となった、カーネギーホールでのBossa Novaコンサートのライブです。
契約の関係で、Tom Jobimが収録されてなかったりとかしますし、かなり混乱したコンサートだったらしいですが、私はかなり凄いと思ってます。演奏レベルも高いですし、これを生で見たら、凄かっただろうと想像してしまいます。ただ、アメリカ人の反応は別だったようで、拍手の度合いでなんとなくわかりますね。正直、アメリカ人が他国の文化を敬意を持って理解しようとしてくれるかというと、ちょっと怪しいですし、実際アメリカに進出したブラジル人のミュージシャンはいろいろと大変だったみたいですね。そういったことも含めて、いろんな思いを馳せられるような、そんなアルバムです。歴史的価値と、音楽的価値、どっちも両立している、とても貴重なアルバムです。素晴らしいです。完全版がいつか発売されることを祈るのみです
アメリカ進出および世界への進出の機会となった、カーネギーホールでのBossa Novaコンサートのライブです。
契約の関係で、Tom Jobimが収録されてなかったりとかしますし、かなり混乱したコンサートだったらしいですが、私はかなり凄いと思ってます。演奏レベルも高いですし、これを生で見たら、凄かっただろうと想像してしまいます。ただ、アメリカ人の反応は別だったようで、拍手の度合いでなんとなくわかりますね。正直、アメリカ人が他国の文化を敬意を持って理解しようとしてくれるかというと、ちょっと怪しいですし、実際アメリカに進出したブラジル人のミュージシャンはいろいろと大変だったみたいですね。そういったことも含めて、いろんな思いを馳せられるような、そんなアルバムです。歴史的価値と、音楽的価値、どっちも両立している、とても貴重なアルバムです。素晴らしいです。完全版がいつか発売されることを祈るのみです
10月に買った音源(V.A.)
またまた重要作です。
コンピレーションなんですが、Oscar Castro Nevesのバンド演奏を軸に、時々いろんな人(Silvia Telles, Vinicius De Moraes, Carlos Lyra等)の歌声が聴けるというモノで、エコー掛け過ぎというのが聴いてて気になるんですが、でも演奏そのものはいずれも素晴らしいです。
コンピレーションなんですが、Oscar Castro Nevesのバンド演奏を軸に、時々いろんな人(Silvia Telles, Vinicius De Moraes, Carlos Lyra等)の歌声が聴けるというモノで、エコー掛け過ぎというのが聴いてて気になるんですが、でも演奏そのものはいずれも素晴らしいです。
10月に買った音源(Roberto Menescal)
怒濤のBossa Nova名盤特集みたいになってますね。
この人もBossa Novaのオリジネーターの一人ですが、Tom JobimやJoao Gilbertoと比べるとマイナーな扱いになっていますね。O Barquinho(Maysa様のヒット曲)の作者と言えば、わかりやすいんですかね。名曲を生み出してるだけでなく、いろんな人をプロデュースしたりして、広い意味で貢献大きいですが、本当に歌唱評価されてると思います。
本作は、Deodatoも参加してたりして、音が印象的です。素晴らしいです。
この人もBossa Novaのオリジネーターの一人ですが、Tom JobimやJoao Gilbertoと比べるとマイナーな扱いになっていますね。O Barquinho(Maysa様のヒット曲)の作者と言えば、わかりやすいんですかね。名曲を生み出してるだけでなく、いろんな人をプロデュースしたりして、広い意味で貢献大きいですが、本当に歌唱評価されてると思います。
本作は、Deodatoも参加してたりして、音が印象的です。素晴らしいです。
10月に買ったCD(Astrud Gilberto)
これはやっぱり強力ですね。
正直、Ipanemaのあの無機質な歌を聴く限りでは、あまり魅力を感じてなかったですし、ブラジルではほとんど無名なので、私自身もあまり積極的に彼女のアルバムを買おうという気にはなかなかならなかったんですが、しかし避けては通れない道と言うか、GlobalにBossa Novaを広めた貢献者ですし、でもまだこの時点ではブラジル音楽でもあったので、ソフィスケイトされたものかもしれないですが、聴いてみる事にした訳です。
しかし、実際聴いてみたら、そんな下衆な思いはどうでもよく、素直にアルバムに向き合ってみれば、なかなか悪くないです。というか、悪いはずがなく、バックアップや楽曲の素晴らしさを考えれば納得の1枚です。Bossa Novaの究極の姿の一つと言っても、過言ではないと思いますね。
正直、Ipanemaのあの無機質な歌を聴く限りでは、あまり魅力を感じてなかったですし、ブラジルではほとんど無名なので、私自身もあまり積極的に彼女のアルバムを買おうという気にはなかなかならなかったんですが、しかし避けては通れない道と言うか、GlobalにBossa Novaを広めた貢献者ですし、でもまだこの時点ではブラジル音楽でもあったので、ソフィスケイトされたものかもしれないですが、聴いてみる事にした訳です。
しかし、実際聴いてみたら、そんな下衆な思いはどうでもよく、素直にアルバムに向き合ってみれば、なかなか悪くないです。というか、悪いはずがなく、バックアップや楽曲の素晴らしさを考えれば納得の1枚です。Bossa Novaの究極の姿の一つと言っても、過言ではないと思いますね。
10月に買ったCD(Wanda Sa)
これはいいです!
今月は、どうもこのセリフを連発しまくってますが、当然といえば当然ですね。Bossa Novaを代表するアルバムばかりまとめ買いしてますので。
まずは、やっぱりこのジャケットじゃないですか?なぜか名盤と言われるアルバムは、すべてジャケットも素晴らしい。これも例外ではなく、むしろジャケットが主張し過ぎてるくらいです。これを見ただけで、内容がわかる。そんなジャケットって、そんなに多くないです。これは間違いなくその貴重な1枚です。
肝心の音楽ですが、彼女の歌声(決して線細くないです)+ガットギター+ジャズコンボで、強力な曲をこなしていく感じで、どれも無駄音なしです。この声が好きかどうかが、このアルバムが好きになるかどうか...というところですが、それは微妙ですね。文句なしに魅力的な声!という訳ではないのですが、でもBossa Novaな感じで考えると、これほど的確なものはないような気もします。ワタクシ的には、これはアリというか、素晴らしいですね。まあ、Bossa Novaを聴き込んで行きたい方はぜひこれを聴いてみることをおススメします。
今月は、どうもこのセリフを連発しまくってますが、当然といえば当然ですね。Bossa Novaを代表するアルバムばかりまとめ買いしてますので。
まずは、やっぱりこのジャケットじゃないですか?なぜか名盤と言われるアルバムは、すべてジャケットも素晴らしい。これも例外ではなく、むしろジャケットが主張し過ぎてるくらいです。これを見ただけで、内容がわかる。そんなジャケットって、そんなに多くないです。これは間違いなくその貴重な1枚です。
肝心の音楽ですが、彼女の歌声(決して線細くないです)+ガットギター+ジャズコンボで、強力な曲をこなしていく感じで、どれも無駄音なしです。この声が好きかどうかが、このアルバムが好きになるかどうか...というところですが、それは微妙ですね。文句なしに魅力的な声!という訳ではないのですが、でもBossa Novaな感じで考えると、これほど的確なものはないような気もします。ワタクシ的には、これはアリというか、素晴らしいですね。まあ、Bossa Novaを聴き込んで行きたい方はぜひこれを聴いてみることをおススメします。
10月に買ったCD(Geraldo Vespar)
この人、タダモノではありません。
のちにあのPaul Mauriatの楽団に招かれて、ずっと最後までいたらしいですが、納得のテクニックです。ジャズコンボやら、オーケストレーションに負けないだけの音を、ガットギターから引き出してます。凄い!もちろんマイキングのなせる技とはいえ、これだけ明瞭かつ強力な音は、なかなか出せる人はいないでしょう。間違いなく、神業です。ソロ曲も、その表現力に圧倒されてしまいます。こういう音使いは、ブラジルだからこそ生まれたような気がするんですが、間違ってますかね?ここまでくると大衆音楽も凄いことになってると思うんですが、どうですかね。
とにかく、私は惚れ込んでます。いい音してます。
のちにあのPaul Mauriatの楽団に招かれて、ずっと最後までいたらしいですが、納得のテクニックです。ジャズコンボやら、オーケストレーションに負けないだけの音を、ガットギターから引き出してます。凄い!もちろんマイキングのなせる技とはいえ、これだけ明瞭かつ強力な音は、なかなか出せる人はいないでしょう。間違いなく、神業です。ソロ曲も、その表現力に圧倒されてしまいます。こういう音使いは、ブラジルだからこそ生まれたような気がするんですが、間違ってますかね?ここまでくると大衆音楽も凄いことになってると思うんですが、どうですかね。
とにかく、私は惚れ込んでます。いい音してます。
10月に買ったCD(Luiz Chavez)
これまたJazz Sambaですが、この方、Elisの歌伴をしてたZimbo Trioの中心人物なんですね。
アップライトベースがブンブンで、とにかく気持ちいいですね。ベーシストのリーダーアルバムだからといって、ベースソロ弾きまくりなんて野暮なことはしません。さすがです。メロディーがポップでいいです。でもベースがしっかり音を下支えしてくれてます。ベーシスト好みの音作りってことですかね。有名曲も一応カバーしてるのも、ブラジルらしいです。
10月に買ったCD(Os Bossa Tres)
これまたいいですね〜。
ジャケットからしてメチャメチャ格好いいです。
アメリカのJazzほど敷居高くないですし、でも演奏技術はかなり高度で格好いいですし、何よりもメロディ重視な感じがいいですよね。躍動感溢れてますし、なんか若々しい。小難しくなくて、純粋に音楽楽しんでる感じがいいです。
結構音も良くて、聴き応えあります。
とにかく、音使いが格好いい。
Jazz Sambaって、もうブラジルでは絶滅してるみたいですが、これもMPBに飲み込まれた格好になってますが、逆にMPBの懐の深さはこの辺りから来てると思います。納得の1枚です。
ジャケットからしてメチャメチャ格好いいです。
アメリカのJazzほど敷居高くないですし、でも演奏技術はかなり高度で格好いいですし、何よりもメロディ重視な感じがいいですよね。躍動感溢れてますし、なんか若々しい。小難しくなくて、純粋に音楽楽しんでる感じがいいです。
結構音も良くて、聴き応えあります。
とにかく、音使いが格好いい。
Jazz Sambaって、もうブラジルでは絶滅してるみたいですが、これもMPBに飲み込まれた格好になってますが、逆にMPBの懐の深さはこの辺りから来てると思います。納得の1枚です。
10月に買ったCD(Johnny Alf)
これも重要作ですね。Bossa Novaではないんですが、Bossa Novaに多大なる影響を与えたというか、Bossa Nova誕生前夜という感じですが、もうBossa Novaは始まってたんで、ちょっと訳がわからなくなってます。
おまけに、本人がBossa Novaじゃない!って否定してたらしいので、Bossa Novaではないんでしょうけど、私には線引きは無理ですし、それは私的にはどうでもいい感じです。
とにかく、洒脱な感じで、いいです。こういう粋な感じが、Bossa Novaなんでしょうね。
でも、Bossa NovaがMPBに飲み込まれて行ったのも、仕方ない感じがしますね。独り言です。
まあ、しかしこのジャケット、親近感湧きますね。ブラジル音楽、面白過ぎです。
おまけに、本人がBossa Novaじゃない!って否定してたらしいので、Bossa Novaではないんでしょうけど、私には線引きは無理ですし、それは私的にはどうでもいい感じです。
とにかく、洒脱な感じで、いいです。こういう粋な感じが、Bossa Novaなんでしょうね。
でも、Bossa NovaがMPBに飲み込まれて行ったのも、仕方ない感じがしますね。独り言です。
まあ、しかしこのジャケット、親近感湧きますね。ブラジル音楽、面白過ぎです。
10月に買ったCD(Carlos Lyra)
これもBossa Novaを聴くには避けて通れないアルバムですね。いわゆるBossa Novaを作った一人であるんですが、しかしこのアルバムで友人達を出し抜いて(裏切って)デビューしたらしく、いわく付きのアルバムみたいです。まあ、そんな逸話は後で取り上げる本から知ったんですが、アルバムそのものは真っ当なBossa Novaアルバムです。このジャケットといい、タイトルといい、音作りといい、ちょっとした衝撃だったんだと勝手に想像してしまってます。ストリングスだけでなく、ベースやら、ビブラホンやら、結構贅沢な音使いで、お金持ちの道楽的カラー満載です。ちょっとSweetな感じが、実は私的には少々苦手だったりする訳ですが、まあ、安易に評価せず、じっくり聴いてみるようにはします。
10月に買ったCD(Maysa)
怒濤のBossa Nova特集みたいになってしまうんですが、まずはコレです。
このタイトル曲は有名曲で、確かに名曲ですが、これが一応オリジナルということになるんでしょうね。でも、なんとなく、Maysaって、オバチャンな感じがして、どうも好きになれないですね...。やっぱりBossa Novaって、Coolさが求められるんでしょうね。強力な曲が満載ではあるんですが、どうもこれは個人的には好きになれませんね。ジャケットもオバチャンとその取り巻きみたいな感じで、なんのこっちゃって感じですが、そう見えてしまうと、もうダメかもしれません。名盤を侮辱するのか!ってお叱り受けそうですが、どうしようもないですね。ごめんなさい。
このタイトル曲は有名曲で、確かに名曲ですが、これが一応オリジナルということになるんでしょうね。でも、なんとなく、Maysaって、オバチャンな感じがして、どうも好きになれないですね...。やっぱりBossa Novaって、Coolさが求められるんでしょうね。強力な曲が満載ではあるんですが、どうもこれは個人的には好きになれませんね。ジャケットもオバチャンとその取り巻きみたいな感じで、なんのこっちゃって感じですが、そう見えてしまうと、もうダメかもしれません。名盤を侮辱するのか!ってお叱り受けそうですが、どうしようもないですね。ごめんなさい。
2013年10月12日土曜日
10月に買ったCD(Eumir Deodato)
これも印象深いです。
アレンジャーとして若い頃からJobimやDonatoはじめ様々なアーティストを手がけ、自身もアメリカに進出してアーティストとして活躍した、まさに天才です。
そんな彼が、アメリカのCTIレーベルで、米系ミュージシャンの強者を従えて、作った強力なアルバムがこれですね
いきなりタイトル曲からして、ツァラトストラですから、度肝抜かれます。いずれの楽曲も、アメリカのJazzのようにアドリブばりばりというものではなく、メロディアスなので、結構楽しめます。この人のアレンジは、素直に格好いいと思えるものばかりですね。
これも必聴です。
アレンジャーとして若い頃からJobimやDonatoはじめ様々なアーティストを手がけ、自身もアメリカに進出してアーティストとして活躍した、まさに天才です。
そんな彼が、アメリカのCTIレーベルで、米系ミュージシャンの強者を従えて、作った強力なアルバムがこれですね
いきなりタイトル曲からして、ツァラトストラですから、度肝抜かれます。いずれの楽曲も、アメリカのJazzのようにアドリブばりばりというものではなく、メロディアスなので、結構楽しめます。この人のアレンジは、素直に格好いいと思えるものばかりですね。
これも必聴です。
10月に買ったCD(Milton Nacimento / Lo Borges)
これ、文句なしに格好いいです。凄いです。
Milton Nacinentoを中心とした彼の知り合いの地元ミュージシャン達が集まって作った2枚組の大作ですね。Amazonはじめ、いろんなインターネットショップでは、Milton名義になってたりしてますが、ジャケット裏でもデカデカとMiltonの名前があり、その下に小さくLo Borgesとあるので、大小は別として、連名というのが正解なんでしょうね。
当時絶頂期のMiltonはすでにBig Nameだったんですが、その元に地元ミュージシャンが集まって、いろんなコラボをして作ったという感じみたいですが、ジャケット内の写真や、作曲者がいろんな組み合わせでやってる(歌ってる人も作曲者にとは限らない)のが、非常に面白いです。Big NameのMiltonだけにスポットを当てるのではなく、いろんな人のパフォーマンスが絶妙なバランスで入ってるので、飽きさせないですね。ブラジル的な感じなんでしょうかね...。散漫と言えば、それまでかもしれませんが、私はむしろ多様性と捉えて、ブラジルらしいと感じてしまいましたね。ブラジル音楽だけでなく、自分達が影響受けたJAZZ,Rock等のエッセンスを取り込み、うまく昇華させてます。エレクトリックとアコースティックやストリングス等のブレンド加減も絶妙です。お互いに刺激しあう感じや、緊張感等、その場の空気が詰め込まれているような感じで、勘違いかどうかわかりませんが、そんな錯覚すら覚えるくらい魅力溢れるアルバムだと思います。今回初めて知ったんですが、Loの作る曲がなかなかいいですね...。さっそくLoのアルバムを探し始めてるんですが、これまた入手が難しいようで、ブラジル音楽の評価はまだまだ低く扱われてる感がしました。残念です。
このジャケット写真、やっぱりMiltonとLoのつもりなんでしょうかね...。
とにかく、これは素晴らしいです。カウンターカルチャーとしてのロックが好きな人には、ぜひ聴いてもらいたいですね。
10月に買ったCD(Joyce)
どうもシンガーソングライターというと、なんか自分の小さい世界をこじんまりと唄っちゃうだけのイメージを勝手に抱いてしまってたんですが、すいません、いい意味で完全に裏切ってくれます。Wetな感じが全くありません。
このジャケットをぱっと見ただけだと、アンニュイな感じとか思ったりしませんか?ジャケ買いというのが全く通用しないというのも、ブラジル音楽の面白さなんですが、やっぱりこれもそうでした...。もちろん、知ってて買ってるんで、不満は毛頭ありませんが。
メロディとコードが、さすが、よく考えられてます。おもしろいですね。生き生きしてます。堂々としてます。颯爽としてます。格好いいです。
こういう音楽を目指したいですね。励まされます。自分でやれ!って言われたら、無理でしょうけど。
10月に買ったCD(Lenine & Marcos Suzano)
すっかりご無沙汰してしまいましたが、気づいたら3ヶ月ぶりですね。
その間全く何も買ってなかったかというと、そんなことはないですし、聴いてもいたんですが、怠慢してました。
さっそく、チャッチャと片付けましょう。
このアルバム、正直ちょっとなめてました。アコギとパンデイロの組み合わせ程度なら、せいぜいストリートパフォーマンスレベルか?なんて思ってましたが、ゴメンなさい、そんな訳ないですね。
まず曲がこじんまりしてません。ベタベタしてない感じもいいですね。あとそれを活かす範囲で、パンデイロが活躍してます。パンデイロ恐るべしって感じです。パーカッションの概念を覆す!って大げさですが、ブラジルだと当たり前なんでしょうね。衝撃的です。
ただ、音楽的には、正直あまり好きな感じではないですね。もうすでに風化しつつあるような...勝手にそんな印象持っちゃってます。ごめんなさい。
しかし、魚眼って、そんなタイトルありなんですね...。どうでもいいですね、すいません。
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