2013年6月22日土曜日

6月に買ったCD(Eumir Deodato)

いろんな人との活動等で、名前は知ってましたが、初めて買ってみました。
正直、Bad Donatoと共通するファンキーさが溢れていて、素直に格好いいと思えるアルバムです。
オルガンの音がこんなに素晴らしかったのかと改めて感じます。Donatoもエレピの素晴らしさを引き出してましたが、ブラジルのミュージシャンは本当に素直にいい音を出しますよね。本当に感動します。
全曲インストですが、他のブラジリアンミュージック同様、ジャズみたいな難解なメロディーにわざとしていくようなひねくれた感じは全くなくて、素直なのもいいです。
DonatoとかJobimとかとも一緒にやってるみたいで、機会あれば聴いてみたいですし、何よりもこの人のCDをさらに買いたいと思いますね。
とにかく、陳腐ですが、格好いいです。ジャケットも格好いいです。文句なしです。

6月に買ったCD(V.A.)

かつて、具体的には30年代あたりでは、サンバはかなり粋な音楽だったようで、このアルバムの主役はそんなサンビスタの代表格であるNoel Rosaです。彼は短命で26歳で亡くなったんですが、その生き様はサンバそのものであり、彼はまだ当時そんな括り方はなかったんですが、シンガーソングライターの先駆けみたいな人です。プロフェッショナルな作曲活動もしていて、人のために曲を書くということもしてました。その楽曲を集めたコンピがこのアルバムですね。
しかし、ライスレコードの独自編集盤はいずれも素晴らしいです。これらの音楽を愛してやまない人が作った物だけあって、愛情一杯で、聴いていて嬉しくなりますね。
正直、彼の自作自演のほうが私は好きですが、でもこれもじっくり聴いていきたいです。

6月に買ったCD(Elizeth Cardoso e Cyro Monteiro)

重鎮登場です。
スターの共演アルバムって、ブラジルでは当たり前みたいな感じらしいですが、どこでもよくある常套手段ですかね。
お互いの持ち歌を歌い合ったり等メドレー多くて、正直あまり好きなタイプのアルバムではないですが、内容的には底抜けに素晴らしいサンバです。
でも、それぞれ単体のアルバムをやっぱり聴いてみたいですね。実は二人ともまだ持ってないんですよね。邪道ですね。

6月に買ったCD(Luiz Bonfas)

ギター教則本で彼の名前を知り、興味はあったんですが、どれから聴いたらいいのか戸惑ってたところに、先ほどのボサノヴァ本でこのCDが掲載されてたので、早速購入しました。
正直、歌なしのボサノヴァってちょっと辛いところもありますが、またまた同じコメントになりますが「これってボサノヴァ?」って感じで、ボサノヴァというカテゴリーで語るには、そこに収まらない実力の持ち主だったことは、私でもわかりました。
ギターはとにかくクリアで、鉄壁のテクニックに裏打ちされたものであることは十二分に理解できました。
ただ、もう少しじっくり聴いてみないと、素晴らしさが理解できないと思ってます。

6月に買った本(Music Magazine2)

これも貴重な情報源です。
トロピカリアとその発展形・現在進行形ということで、ある意味こちらのほうがMusic Magazineらしい感じですが、そうなるとちょっとついて行けない自分がいたりしてます。
今ひとつ食指が動かないのも事実で、昔の音楽ばかりにかぶれている自分の偏執ぶりが痛感できます。もう少しブラジル音楽を聴き込んだら、たぶん参考にすると思います。それまでは本棚の肥やしです。すいません。

6月に買った本(Music Magazine 1)

ボサノーヴァに幻想を抱いてる訳ではありませんが、この音楽、奥深いです。
とりあえずお手軽にブラジル音楽を理解するには、ギター教則本等多数あってアプローチしやすいのも事実ですが、いざ自分でやってみると痛感するんですが、そんなにお気軽な音楽ではありません。なんとなく日本で定着してるイメージって、おしゃれな感じだったり、ジャズの延長線の扱いだったりしますが、私の中には全くないんですよね...。
Joao Gilberto御大からボサノヴァを聞き始めたせいなんでしょうかね。最近、御大の演奏を改めて聴き直してるんですが、全く対極にいて、音楽の表現のあり方すら問われているような気がしてくるんですよ。この本の中でも書かれてますが、サンバの要素を極端にMinimumにしたというか、純化した感じです。残念ながら、自身ではとても弾き語ることすらできない状態(歌のリズムとギターのリズムが分離できないとボサノヴァの弾き語りは無理!)ですが、でもボサノヴァが広く早く浸透し、早く廃れた理由が、自分で弾いてみるとわかるような気がします。興味あったら弾き語りをおススメしたいですね。簡単に弾けそうで、このグルーヴは出せないですし、残念ながら弾き語りすらできないです...。玄関広そうで、その奥が狭くてなかなか進めない感じですかね...。
前置きが長くなったんですが、一応ボサノヴァの背景等ざっと知ってるつもりではありますが、改めて俯瞰したく、この本を購入しました。
あのとうようさん監修で、例のごとくボサノヴァはこんなもの!って言い切っちゃってるんですが、まあ、納得と言えば納得でしょうか。
ボサノヴァをいろんな角度から見た文章を集めた前半と、アルバム100を紹介した後半に分かれてますが、アルバムの中にはボサノヴァか?というものも混在してて、ある意味ボサノヴァの苦しい実態を感じてしまうのは私だけでしょうかね...。敢えて批判覚悟で言えばTom JobimとJoao Gilbertoだけで十分な気がしますし、さらにルーツをもっと掘り下げて、重要なサンバの重要な楽曲やアルバム(100枚のうちの前半にありますが)をもっと紹介しても良かったような気がします。現在進行形のボサノヴァも紹介したかったんでしょうけど、それも苦しいですよね...。前半で散々ボサノヴァは死滅(昇華ですね)したと語りつつ、矛盾しているような気がしないでもないです。広く乱暴に言えばMPBに発展したんでしょうし。どうせなら、ボサノヴァのルーツ〜ボサノヴァが輝いていた時代〜終焉くらいで100枚いかないんですかね...。
うだうだ書きましたが、こういう本は他にはありませんので、改めて感謝です。図に乗って、すいません。