ボサノヴァギターを作った男、なんて世間では言われてますが、どうなんでしょう?
凄い人であることは間違いないですが、ブラジル音楽を聴けば聴くほど、ボサノヴァってなんだったのか?って言われると、やっぱりサンバの派生って感じがしてならないですね。あのビートというか、ノリは、紛れもなくサンバです。
ただ、より純化させたというか、弾き語りという究極的な世界に高めたというか、このシンプルさは茶道か俳句の世界にも似たものを感じますね。
ということで、どちらかというとボサノヴァの価値を高めた重要人物の一人ということで敬意は持ってますし、すごい世界観はありますが、あまり私はカリスマのようには崇めてないですね。でも、初期のJobinとの共作はやっぱり勢いがあります。
このアルバムはどうもJoao本人が公式に認めていないらしく、今は入手しづらいらしいですが、ありがたいことにNetで探せば中古で買えちゃったりするんですね。ほんと、ありがたい時代です。
内容は、名曲揃い!、文句なし!、今となってはスタンダードの連続で、圧巻です。ボサノヴァムーブメントが終息した後のJoaoも実は好きだったりするんですが、やっぱりこの時代は勢いがあると思います。JobimとJoaoの貴重なコラボレーションの成果なんでしょうね。ただし、アレンジは若干古臭いのもありますけどね。ギター弾き語りで完結してるような世界を聴いてみたいなら、ちょっとこれは違うかもしれません。

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