2013年5月11日土曜日

5月に買った本(中村とうよう)


これもたまたまDISC UNIONで見つけ、買った中古本です。
レココレの増刊なので、記事を集めたものなのかなぁ…と思いつつ、まだ読んでません。
ブラジルに留まらず、中南米の音楽をざっと聴きたいと思ってるんで、どうしてもこういう本に頼らざるをえないんですよね…。
ちなみにタイトルからするとルンバとマンボだけかなぁ…と思ってしまいますが、ブラジルの初期のスター達も掲載されていて、結構ディープな内容なので、参考になります。

5月に買った本(中原仁)


たまたまDISC UNIONで見つけ、500円で買った中古本です。
95年に出版されたもののようですが、ジャンル別、アーティスト別にブラジル音楽を紹介していて、読み物としてはかなり良質だと思います。
アルバムばかりを集めた本とかも好きですが、アーティストをざっと紹介してもらえるのは、情報が少ないブラジル音楽だけにありがたい限りです。
これは本当に必読と思いますね。いい本です。
ただ、Amaozonで1円で売ってたのは、かなりショックでしたが。

5月に買ったCD(She & Him )

久々のアメリカンポップです。
(ここんとこ、ずっとブラジルどっぷりでしたが...というか、本人的にはまだどっぷりです。)
このユニット、時々活動してるんですが、それぞれ本業(女優とミュージシャン)がありつつ、Zooeyが古き良きアメリカンポップのマニアであり、かつ自身で作詞作曲までやっちゃうし、歌は上手いしで、それをプロフェッショナルにプロデュースしていくというコンセプトのユニットなんですね。
とにかく、Zooeyのキュートな魅力と、M. Wardの尖った感じが、うまくバランスよく混じり合ってるというか、そこはM. Wardの優れたセンスの賜物だと思うんですが、なかなかいい感じなんですよ。
で、ファースト〜セカンドと来て、今回はタイトルそのまんまで、サードです。
新譜を予約して買うなんて、私としては非常に珍しいパターンです。(フレンチミュージックのBenjamin Biolayなど、私が新譜買いしてる貴重なアーティストの中の1組です。)
最初の2枚は、それぞれ違うカラーを持ちつつ、彼女と彼の独自の世界が展開されてて、非常にいいアルバムだったんですよ。
実は、セカンドと今回の間に、一昨年にクリスマスアルバムをリリースしているんですが、それがなんか今ひとつだったんですね。(すいません、一昨年ここで私が書いた文章読み返したら、ひどいですね。)正直、彼らの音はかなり王道の音なので、ややもするとありきたりのアレンジになりかねない危うさを持ってるなぁ...とは思ってたんですが、もしそうなってしまうと、ありふれたアイドル路線みたいなクサさがにじみ出そうでかなり怖いんですが、今回ちょっとその危惧がまさに現実になってしまったような印象を少し持ってしまったんですよ...。それが第一印象だったんです。
でも、不思議と何度か繰り返し聴いてみると、印象が変わっていくんですよ。そもそも、古き良きアメリカンポップスって、根本的にクサい・ダサいって感じじゃないですか。でも、なんか惹かれる感じ。わかりますかね?そんな感じで、またまたやられたかもしれないです。M. Ward、かなり確信犯だと思うんですよね。
しいて言うなら、ちょっと目玉曲がないかな...っていうのは、いまだに思ってはいますし、やっぱり前2作と比べると小粒な感じはありますが、それなりに楽しめるアルバムでもあります。

5月に買ったCD(V.A. 2)


先ほどは、Joaoをあまり崇拝してないようなことを書いちゃいましたが、でもやっぱりJoaoは好きな訳で、彼が取り上げているカバーの原曲やら、彼が影響を受けたと思われるサンバの名作を集めた素晴らしいコンピレーションなんで、食指が働かない訳がないです。
独自編集でこれだけのアルバムを作ってしまう方も凄いですし、頭が下がる思いです。やはり音楽を聴くには、日本という国は最高の環境だと思うんですが、みなさんどうでしょう?
先ほど、俳句や茶道に例えましたが、彼が自分のスタイルで演奏するうえで、原曲をどう純化させていったか、その手法が少し垣間見ることができるのが、とにかく嬉しいです。
いずれの楽曲も貴重かつ素晴らしいので、かなりお得な感じのアルバムだと思うんですが、いかがでしょうか。

5月に買ったCD(Joao Gilbert)


ボサノヴァギターを作った男、なんて世間では言われてますが、どうなんでしょう?
凄い人であることは間違いないですが、ブラジル音楽を聴けば聴くほど、ボサノヴァってなんだったのか?って言われると、やっぱりサンバの派生って感じがしてならないですね。あのビートというか、ノリは、紛れもなくサンバです。
ただ、より純化させたというか、弾き語りという究極的な世界に高めたというか、このシンプルさは茶道か俳句の世界にも似たものを感じますね。
ということで、どちらかというとボサノヴァの価値を高めた重要人物の一人ということで敬意は持ってますし、すごい世界観はありますが、あまり私はカリスマのようには崇めてないですね。でも、初期のJobinとの共作はやっぱり勢いがあります。
このアルバムはどうもJoao本人が公式に認めていないらしく、今は入手しづらいらしいですが、ありがたいことにNetで探せば中古で買えちゃったりするんですね。ほんと、ありがたい時代です。
内容は、名曲揃い!、文句なし!、今となってはスタンダードの連続で、圧巻です。ボサノヴァムーブメントが終息した後のJoaoも実は好きだったりするんですが、やっぱりこの時代は勢いがあると思います。JobimとJoaoの貴重なコラボレーションの成果なんでしょうね。ただし、アレンジは若干古臭いのもありますけどね。ギター弾き語りで完結してるような世界を聴いてみたいなら、ちょっとこれは違うかもしれません。

5月に買ったCD(Chico Buarque)


この人もすっかり4枚目の購入なんですが、なんか好きなんですよね。評価の高い詩のほうは、残念ながら私がポルトガル語をヒヤリングできるはずもなく(英語でも一緒か...。)、未だにその素晴らしさが理解できてないです。しかし、伝統的な形式を踏襲しつつも、独自の世界を展開しているという感じはなんとなくわかりますし、それに魅了されてますね。素晴らしいです。なんていうか、シンプルなんですけど、深みがあるというか。ブラジル音楽って、そういう要素結構ありますよね?Tom Jobimとか。楽器で弾いてみたり、歌ってみたりすると、その体感度合いが並ではないと思うんですよね。難しいんですけどね。そこまで素朴になれないというか、ストレートになれないというか。
大幅に話が逸れてしまいましたが、戻しましょう。
このアルバムは、音を聴いただけで何となくわかりますが、かなり危険な匂いプンプンです。王道行ってる楽曲センスそのままに、さらに重厚感増した感じが、唯一無二な存在にさせていると思いますね。諸手を挙げてバンザイです。これだからブラジル音楽の深淵にどっぷりハマってしまうわけです。やめられない!

5月に買ったCD(Novos Binos)

これはフルスロットルで疾走する感じで、いいですね。
サンバロックなんて呼ばれたりもするみたいですが、ロックっぽい曲やら、アコースティックな曲やら、多種多様で、かつアレンジも結構凝っていて、飽きさせないですね。結構いい感じです。

5月に買ったCD(V.A.)


なんとなく個人的な印象では、今ひとつ○○運動とか○○ムーブメントなんていうのが好きになれないひねくれ者なんですが、それなのになんで買ったんだ?というツッコミもあると思いますが、これを通過しないとなんとかくMPBがはじまらないような気もして、買ってみました。まあ、正直このメンツが揃って、悪いはずもなく、でも、どこかしっくりこない居心地の悪さもあって、それが何なのかまだよくわかってないだけに、中途半端な感じでございます。じっくり聴いて行くしかないですね。意外にNara Leaoがフレンチポップぽくって好きになってしまいました。でも、全体的に古臭い感じがしてならないのは、気のせいですかね。

5月に買ったCD(Joao Donato 2)


これは微妙ですね。超名作「Quem e Quem」をリリースした年に録音してたもの!というふれこみで勝手に期待してた部分と、未発表にあまりいいものはないという持論とで、葛藤してましたが、やっぱり名盤とはいかないですね。ジャケットからしてちょっと気味悪い感じすらあるんですが、こんな調子の私ですいません。

5月に買ったCD(Joao Donato)


もう今年はこの人にハマりっぱなしです。
日本盤が出た!ということだけで、ついつい食いついてしまったんですが、実は3月に買ったMuito a Vontadeのアメリカ盤なだけなんですね…。ただ、一応ボーナストラックがあり、別アーティストによる別アルバム(曲だけDonato)が丸々入ってたり、レアな曲も入ってるようで、得したのか損したのか訳がわからなくなってるんですが、ボーナストラックが面白ければいいか…ってことで、まあ、自分を納得させちゃってるんですね。でも、出来はいいですから、損したってことはないんです。って、そんな調子で、また自分を言い聞かせているのであります。