2012年8月21日火曜日

blogタイトル変えました

いろいろと誤解の多いblogタイトルを変えました。
すっかりロックからかけ離れた音楽ばかりを聴いてますし、元々ジャンルへのこだわりもなく、ただ自分の興味の赴くままに買っているCDの忘備録という極めて個人的なblogですので、タイトルを改めるべきと思った次第です。
内容は全く変わりませんので、今まで通り、適当に流してもらったらと思ってます。
このblogを自分の自意識を満足させるための道具にしないようにしているつもりですし、改めて謙虚に音楽に向き合いたい気持ちが強くなってはいるんですが、それでもついつい書き過ぎてしまうこともあったりして、仕方ない感じです。
「個人的なblog」と書いてますが、「個人的」という言い訳で逃げるつもりはありませんし、本当は多いに議論したいんですよね...。喧嘩したい(感情的になりたい)のではなく、議論をしたいんですが、なかなか難しいです...。
まあ、そんなことが本来の目的ではなく、素直に感じたことをそのまま書き残したいだけで、もっともっと音楽の深淵にハマって行きたいですね。
すいません、書き過ぎてしまいました。
こんな調子ですが、よろしくお願いします。長々と失礼しました。

2012年8月17日金曜日

Live(The Beach Boys)

意外に感想がWeb上でアップされてないようですが、とりあえず見てきました。
とにかく熱くてたまらなかったとか、駅から遠かったとか、プログラム買うのに長蛇の列を並ばされたとか、球場なので音が最悪だったとか、前座が長かったとか、大画面はどうなの?とか、Brianは大丈夫か?とか、肝心のステージは短いとか、アンコールも味気ないとか、いろいろと言いたいことはありますが、分裂してたそれぞれを支えて来た人達をうまくブレンドさせて、さすがAn American Band、虚実や光と影が入り混じって、なにはともあれ現在進行形の貴重なメンバーでのBeach Boysを見る事ができたことを素直に感謝しつつ、原曲のよさを活かしてこれだけ多くの人の期待を裏切らないステージも珍しいと思いつつ、でもやっぱりBrianが心配ですよね?そこだけが引っ掛かって、どうにも楽しめなかったのが、正直な気持ちです。これって書いていいのかな...。大画面でアップにされても...って感じでしたね。
個人的には、Al Jardineが元気だったのが、面白かったですね。

2012年8月11日土曜日

8月に買った本(The DIG)

The Band & Bob Dylanの本です。
BandとDylanをまさに好きになろうとしている人には、この本はいいのかもしれません。ざっと彼らの偉業を俯瞰するには、十二分な情報が収まってます。
ただ、すでにBandの全アルバムを持っているような人には、どうかなぁ...という気がします。
正直言って、The DIGのシリーズはちょっとツッコミが甘い気がしませんか?
レココレあたりだと、Dylan & The Bandによる化学反応をもっと熱く語るようなコラムが入りそうな気がするんですが、ちょっとそのあたりが不完全燃焼ですね。
音楽の魔法なんて...ってバカにされるかもしれませんが、Dylanは即興を好むところがあり、The Bandもその緊張感があると高揚するところがあり、そこに魔法というと大げさかもしれませんが、お互いに高め合うようなところがあったと思いますよね?Bandは間違いなく最高のライブバンドでしたから、音を聴いたり、映像を見る限りでは、作られている部分があったとは思いますが、間違いなくそういうことがあったと思います。これはライターでないと書けないことで、私のようにたわいないことを書いてるブログではここまで止まりです。でも、Last Waltzで、Dylanと目配せしながら、メドレーしていくシーンは、まさにその事例ですよね?
ライブの感想ももっとあってもよかったと思いますよね?ラストワルツのレポートもそっけないですし...。(レココレだったか、日本人の方でラストワルツを観た方のコラムを見た記憶がありますが、そちらのほうがずっと面白かった。)再結成だけでしか見れなかったとはいえ、来日して素晴らしいパフォーマンスをしてますし。(少なくとも、私は数多くライブを見ているわけではありませんが、Rick DankoとLevon Helmのリズムセクションは私が見た中では最強でした。再結成以降、二人でリズムをやってくれることは少なくなってましたが。)
そういう面白さも書いて欲しかったなぁ...なんて思う次第です。
改めてレココレの過去のBandの特集(3回あった)を読みかえしてみたんですが、宇田さんが熱くこのあたりを記事にされてますし、他にも、ルーツ掘り下げたり、Bandの影響を集めてみたり等、ツッコミ具合が違いますね。
レココレが、The Bandだけの本を、過去記事だけでもいいので、このタイミングで出版してくれたら、速攻買いですけどね。
どうでもいいですね、すいません。

8月に買った本(鈴木カツさん他)

これはたまたまディスクユニオンで見てたら、発見したので、買ってみました。
でも、ごめんなさい、ちょっとなじめないところがあります。
まず、これはあくまでも鈴木カツさんは編集であって、書いてる人は多数に渡ってるってことが、読み進めてわかりました。
あと、Good Time Musicという定義が、わかったような、わからないような感じで、個人で好き勝手に捉えていいとは思うんですが、しっくり来てません。
アルバムピックアップも、ジャンル分けで、しかしそのジャンルごとは一人の担当で選んでるで、ジャンル分けしないほうがよかったような気がします。(ジャンルの括り方さえもその個人に委ねてるので、ソフトロックとか言われてもちょっと首傾げるようなものもあるような気がします。選者によってのばらつきも大きい気がします。)
根底にあるのは、モンドミュージックと同じもので、個人の主観・趣向で選んで、それが面白ければいいというDJ的な感じで、本書の中では縦軸と横軸という例えをしてましたが、それって横軸?という大きな疑問が湧いてきます。横軸というか、主軸は自分であって、自分の趣味で選んだものが面白がられるかどうかという感じですかね...。モンドは確かに同じではありますが、何が面白いかって、ジャケ買いというか、とても飛び込まないところに飛び込んでいる感じが面白かった訳で、当然情報もなにもないところに敢えて飛び込むだけに、個人の趣味趣向が浮き彫りになりつつも、自分の価値観を打ち砕いてくれる面白さがあったと思うんですよね...。それに対して、一見正統なジャンルで、気持ちいい音楽の楽しみ方を語り合う的な感じでは、ちょっと音楽的なチャレンジという感じもしないし、何か驚きもない感じで、むしろ違和感の方が強かったりするのは、たぶん主観vs主観というCloseな話に落ち着いてしまう感じがするせいだと思いますね。(「俺の趣味やと、こんなん選ばんわ!」みたいなツッコミどころ満載。)
いずれのチョイスも、知らないアルバムが多数あるので、参考にならない訳ではないですが、すいません、その人なりがわからない人がいらっしゃるので、試してみるか!という気にはなりづらいですね。これだったら、AmazonのリストマニアとかAmazonのお薦めとなんら大差ない感じがして(あれでなかなか買わないですよね?)、出版された時期が2001年なのでAmazonと比較するのも恐縮ですが、ちょっと今となっては...という感じです。(しつこいようですが、逆にモンドは今なお面白いんですよね...。たぶん書いてる方もCloseな聴き方である事をわかったうえで書いてますし、わかる人だけにわかってもらえればいいというちょっと突き放され方が余計に面白いんですよね。)
これで2500円というのも、正直高いと思ってしまいます。
ふと気付いたんですが、Acoustic Swingも同じ構成で、最初に放談、あとはいろんな人が担当という感じなんですが、これって、雑誌ならアリだと思いますが、これだけの額の本となると、ちょっとどうかなぁ...という気がしてしまいます。ごめんなさい。

8月に買った本(鈴木カツさん他)

アコースティックスウィング名盤ガイド!と銘打ってあって、買わない訳にはいかないでしょう!という感じで、購入しました。
内容は濃厚で、とても他では知り得ることのない、アコースティックスウィングの情報満載です。こういう音楽が大好きな人、ちょっとかじった人(まさに私ですが)、といったところには、最適だと思います。
ただ、極めて個人的な意見ですが、もう少し古いアーティストにスポットを当てて欲しかったのと、ちょっと各セクションがバラバラな感じでもう少し全体的な流れを書いてもらいたかったと思いつつも、まとまった流れではなくて、いろんな流れを括る言葉として「Acoustic Swing」という言葉があるんで、後者はどうでもいいです。Merle Travisも掘り下げて欲しかったですし、ラグタイムや初期のJazz等も取り上げて欲しかったなぁ...と思いながら、一気に読んでしまいました。正直、Dan Hicks等60年代以降のアーティストはさっぱり知らないので(そもそも写真の人も知らない)、機会あれば聞いてみようと思ってます。
そんな感じです。

8月に買った本(中村とうようさん)

中村とうようさんが、アメリカンミュージックを語るとどうなるのか、という興味で、たまたま本屋で見つけたので、買いました。
ちょうどNashvilleへ行く機会があったので、移動中に読む時間がたっぷりあり、一気に読んでしまいました。
正直、いつものとうよう節というか、仮説を立てて立証していくみたいな感じが、ちょっと息苦しいところもあるのですが、その考察そのものは当然ながら説得力あるもので、ご本人も書かれてますが、ワールドミュージック等見て来た人しか書けないというのはわかります。ただ、全体的に構成が散漫な感じもあって、でもアメリカンミュージックっていうのは、まだまだ奥深いし、多面的に見るべきものであって、こういう構成しかないのかもしれないとは思いましたね。総論的な話と、音で楽しいんでもらいたいという意図で自身が編集されたコンピの紹介等も織り交ぜていて、なかなか面白かったです。
でも、この文章書かれていることの意味を理解したり、まだまだ奥深いなぁ...なんて痛感できる人も少ないような気がする次第で、やっぱり聞いてみないとわからないというのが、結論ですね。
残念ながら、本書はちょっと手には入りにくいようですが、こういう本が書ける日本人がいらっしゃったということだけでも、感謝です。

8月に買ったDVD(David Grisman Quartet)

これもついつい買ってしまいました。
これは圧巻です。生で見た人は良かったでしょうね。このテクニックとライブパフォーマンスは、凄いです。純粋に生音だけを拾っているので、音も全く違和感なしです。
1983年のカナダモントリオールのジャズフェスティバルでの演奏とのことですが、オーディエンスのレスポンスもいいですね。
しいて言うなら、もう少しファッションに気をつかってもらいたかったなぁ...と思いますが、どうでしょう?視覚的なところもバンドとしては重要な気がしますが。
Classic Dawgなんて銘打ってるだけあって、オーソドックスな感じですが、アコースティックスウィングというか、ドライヴというか、そんな感じで、いずれも曲も一定の緊張感と心地よさが持続されているのは驚きです。ダラダラとソロを取ったりすることもなく、あくまでも曲本位なのが、いいですね。今回は3本とも大当たりでした。
余談ですが、写真のデビグリは怖くないですか?どうでもいいですね。

8月に買ったDVD(V.A.)

これも同じくNashville土産です。
これはまさに有名なGrand Ole Opry Showでのいろんなライブパフォーマンスだけを集めたDVDです。Shopsの親父も、「これはいいぞ!いいのを選んだ!」とやけに言われました。
こういうDVDを、かの有名なメディアであるTIME / LIFEが出版しているのも、面白いですね。(Hank Williamsのアウトテイク集なんかもそうでしたね。)
ボックスで売ってたりもしてますが、カントリーだったら諸手を挙げてOK!というタイプではないんで、食指の動くものを選んじゃいました。
冒頭、Marty Stuartという現代カントリーシンガーがRymanの舞台に立って説明してるんですが、やっぱりRymanはいいですね。小さいホールですが、この舞台に立つと気持ちが違うんでしょうね。説明してることをよく聞いてみると、私の英語力では怪しいですが、1969年頃はABCネットワークで全米放送してたようですね...。先ほどFlatt & Scruggsで書いたのは間違いみたいです、失礼しました。でもメインストリームでないことは間違いないと思います。
内容ですが、必ずしもRymanでのライブだけという訳ではなく、Flatt & Scruggのようにスタジオ録画もありますね。しかしそんなことはどうでもよくて、そもそも動画自体が貴重なアーティストばかりなので、さすがShopsの親父が勧めるだけはあるなぁ...と思いました。
個人的には、Louvin Brothersのクローズドハーモニーがよかったです。(YouTubeで見た事はありましたが。)他にも、Bill Monroe(Peter Rowanがボーカル)、Grandpa Jones(とぼけた感じ)、Roy Acuffなどが面白かったですかね。これもまた次回買ってしまいそうですね。

8月に買ったDVD(Flatt & Scruggs)

またまた機会あって、Nashvilleに行ってきましたが、仕事とはいえ、カントリーの聖地にたびたび足を踏み入れることができるのは、嬉しい限りです。
正直、こういう機会に恵まれてなかったら、果たしてカントリーを聴くようになったか、疑問はありますね。(最初はさっぱりわからず、足を延ばしてMemphisに行ったくらいですから。Memphisも再訪したいんですが、ちょっと遠いです...。)
今回は、フライトが大幅に遅れてNashvilleのDown Town到着が夕方になってしまい、もう少し早く到着してたら、Gruhn GuitarやCountry Music Hall of Fame(カントリーミュージックの殿堂博物館という感じのところです。)に再訪したかったんですが、間に合わなかったのでDown Townをブラブラしてました。あらかじめわかってはいたんですがRymanではいいコンサートがなくて、ちょっと離れたところにあるBluegrass専門のライブハウスであるStation Innでも面白いライブがなかったですし、かといってDowntownの観光客向けのライブハウスに行く気にもならず...ってところで、最後の砦であるErnest Tubb Record Shopsへ立ち寄るだけにしました。(Down Townと言っても小さなところです。しかし日本人はほとんど見かけないですね...。)
まあ正直言って、最近は強力なAmazonのおかげで、別にここでないと買えないものや安いものは少なくなってしまってるんですが、でもカントリーだけのCDやDVDや楽譜や本などがドンと並んでいると、ついついかつてのレコード少年に戻ってしまい、興奮してしまいますよね。しかし今回はちょっと冷静になって、目移りして仕方ないBOXセット達を横目に、なかなか手に取る事ができないようなDVDに絞って選んだ次第です。
まずはこれです。
今年ついに巨星Earl Scruggsが亡くなられてしまったんですが、やはりBluegrassのスターは間違いなくこの方々でしょう。このテレビシリーズは、有名曲やゲストに釣られてNo.3から買ってしまってたんですが、とにかく楽しいので、今でもしょっちゅう見てます。なので、安心して買えましたね。予想は見事に的中で、まったく安心して見てられます。
あくまでもローカル局のローカル番組であり、これが全米のメインストリームという訳ではないですが、名立たるGrand Ole Opery Showなだけあって、さすがです。当時の世相というか、途中で入る生コマーシャル(白黒では美味しそうに見えない!)も引っ括めて、なんか味がある番組です。
このテレビ番組を見るまでは、どっちかというとEarl Scruggsに耳が行きがちだったんですが、Lester Flattの軽い洒脱な感じの歌が、味わい深いというか、こういう風にサラっと歌いたいなぁ...なんて思ってしまう訳です。
どの程度のピッチで放映してたのか知りませんが、お決まりのパターンで放送をしていたのはわかります。なので、このシリーズは10本近くあるんですが、たくさん買うと、飽きてくるのかなぁ...という気はしますが、この安心感もカントリーの一要素なんでしょうかね。
でも誤解しないで戴きたいですが、演奏は決してつまらないという訳ではなく、メンバー的にもドブロの名プレイヤーであるJosh Gravesがいたりしますし、コーラスアンサンブルも絶妙で、むしろ見所満載です。リボンマイクを数本立てて拾っているだけの音ですが、もちろんクリアではないですし、いい音とはいえないのかもしれませんが、でも却って生々しいというか、リアリティを感じてしまうのは、気のせいですかね...。
とにかくこのシリーズは、まだ私は2本目ですが、ハズレはなさそうな気がしてます。またNashvilleに行くと思うので、そのたびに買って集めて行こうかと思ってます。
長々と失礼しましたが、とにかく損はしないです。