2012年6月25日月曜日

6月に買ったCD(The Beach Boys)

ん〜、これは正直微妙ですね...。
まあ、今のBeach Boysと考えると、順等なのですが、どうしても期待が大きく膨らみ過ぎていたかもしれません。なんせ、BrianがBeach Boysとしてアルバムを作ってしまうという意義自体がどうしても先行してしまうというか、聞き手側としては妄想状態に陥ってしまうのは仕方ない話で、Smile騒ぎとかの後なだけに、そこそこ充実しているソロ活動から考えても、50周年にふさわしいアルバムを作ってくれるだろう...と期待するのは当然ですよね?
そんなプレッシャーをわかっているからかもしれませんが、当人は至って普通にやってるんで、いい意味で肩透かしをくらったような感じです。あまりに普通過ぎて、なんか「音楽の魔法」みたいな感じがいまひとつ感じられないというのは、言い過ぎでしょうか?
こういうアルバムがリリースされること自体を素直に喜ぶべきなのかもしれませんが、アーティストにのめりこむクチではなく、アルバムそのものに純粋に向き合いたいと思うだけに、余計にちょっとつらいものがありますね...。8月の来日も早々にチケット買ってるんですが、会場がスタジアムになった時点で期待するほうが無理ってもんですね...。いい意味で裏切られたいと思っているんですが。

6月に買ったCD(V.A.)

これは強力です。
鈴木カツさん監修のウェスタンスウィングのコンピなんですが、どちらかというとこの音楽の「レンジの広さ」にスポットを当てているような感じで、これまたカントリーという目線だけでは決して理解できないものでしょうし、このクロスオーバーぶりには圧倒されますね。
黒人音楽がどうとか、カントリーがどうとか、そういうのはどうでもよくて、いろんなものを飲み込んでしまうような雑食性には、正直憧れを抱いてしまいますね。
これまた、じっくり聴きたいアルバムです。
ずいぶん前にリリースされていたようで、すいません、勉強不足で知らなかったんですが(というか、ウエスタンスウィングを聞き出したのはここ数年なので...いい訳です。)、ちょっと入手しにくい状況になっているのが、残念です。こういうアルバムが地道に継続的に売れるような、そういう聞き手と売り手の関係を構築/継続していけるような仕組みこそが、健全な音楽ビジネスのような気がするのですが、話を拡げ過ぎですかね...。

6月に買ったCD(Blossom Dearrie)

これはまたまた私の堅い頭をいい意味で打ち砕いてくれそうなアルバムです。
見事にジャズです。
4枚を1セットにしつつ、驚くベき値段で提供してくれているんで、iPod使いの私にとっては、最高ですね。
ただ、一度に4枚をきちんと聴けているかというと、買って3週間程度になりますが、なかなか難しいですね。いずれもアルバムとしてきちんとコメントすべきですが、まだこの、まさにJazzな感じに馴染めてないです。そんなレベルです。
ジャズボーカルモノを真剣に聴いた事がほとんどなかったので、まだまだ入口に立ったばかりという感じです。
歌モノはかなり女性的な魅力が溢れている感じですが、決して可愛い感じではありません。ピアノインストアルバムやコーラスモノもあるんで、演奏者としての腕も相当なものです。
プアなコメントで恐縮ですが、じっくり聴いて行くしかありません。

6月に買ったCD(Nat King Cole)

これはもうジャケットからして、格好良過ぎます。
ジャケットを見ただけだと、Nat King Cole+3名くらいの音なのかなぁ...と期待してたんですが、見事に外れてしまいました...。
正直告白しますが、どちらかというとR&Bとかブルース大好き人間で、シンプルかつソウルフルな音が最高!と思ってたクチで、例えばRay Charlesが初期に彼のフォロワーだった頃を全面否定してたくらいですんで、こういうソフト&スムーズな感じはあまり理解できなかったのですが、歳なんですかね...悪くないですね。(すいません、偉そうに書いて。厳密にはこの良さがわからないというだけです。)本物を聴かずして、適当なフォロワーを聴いて判断してしまうという愚行をやってしまってた訳ですね。
とはいえ、ワタクシ的には、シンプルな構成のほうがよかったな...と思うところもあったりする訳で、トリオ程度の演奏を機会あれば聴いてみたいですね。
しかし、このアルバムを聴くにあたって、そんなくだらない前置きはどうでもいい話で、Sinatraのスウィングが好きな人は、このアルバムは文句なしに気に入るでしょう。音楽を比較してどっちがどうとかいうこと自体が荒唐無稽なことでしかなく、それを最近やっと気付いたワタクシであります。これを聴けば、誰でも心地よくなることは間違いないでしょう。