2010年12月14日火曜日

Live (Grand Ole Opry)

ついに、あのGrand Ole Opryに行ってきました。
伝説のラジオ番組であり、今年で85年になります。
Hank Williamsなど活躍したスターの名を挙げればキリがないです。
いまだにやってるのも驚きです。
そんな番組の公開収録なんですが、きっちり有料です。
1976年よりOpry Houseに移ってたんですが、今年6月の洪水被害により今だ復旧の目処立たずで、昔やっていたNashville DowntownのRyman Auditoriumに戻ってきてます。
不謹慎ではありますが、そういう貴重なシチュエーションもあって、これは観ないと!と思い、チャレンジしてみました。
一番高い席を選んだんですが、行ってみてビックリ、最前列でした。特別に折りたたみ椅子を出していて、本当にステージのまん前です。でも返しのスピーカーが邪魔...。こういうところがアメリカンな感じです。ここRymanも、7月にEarl Scruggsを観たときにも書きましたが、伝統的なホールとはいえ、作りがイマイチで、1階の奥は二度と座りたくない席です。(視界の上半分を2階バルコニーにさえぎられてしまう...。)そう考えると我慢ですね。
構成は30分ごとのセットになっていて、それぞれホストがいて、まずホストが1曲、その後ゲスト2組がそれぞれ2曲ずつ披露し、最後にホストが1曲歌うという流れです。それが4セット、合計2時間です。私は19時からにしたんですが、21時30分から同じパターンでも行われます。(入替30分)
アメリカのエンターテインメントらしく、きっちりショー形式になっていて、コマーシャルの音も流れます。始まる前に流れの説明もあるんですが、そこからエンターテインメントになってます。残念ながらおしゃべりやジョークがさっぱりわかりません...。ちょっと悲しいです。
内容ですが、知らないホストが3名続き、最後に今回観に来た一番の目的でもあるEmmylou Harrisになってました。
それぞれのセットですが、印象に残ったのは、ケイジャンや、Bluegrassや、今風カントリーや、ダンスなど、バラエティに富んでいて、結構楽しめることです。アメリカ音楽の奥行きを感じさせるような内容で、さすがOpryだけあって、どれもレベル高いです。
勝手にハイライトと思ったところを、ざっと列記します。
まず、BluegrassはDel McCoury Band。
4日にThe Station Innで観た内容は先に書きましたが、ジャムではなく自信のバンドなので、まとまりが凄いです。一体感が素晴らしい。マイク3本程度で音圧が尋常ではないです。先日はいやらしく聞こえたGランもバンドと一体だと格好良すぎます。コーラスもバッチリでした。
Emmylouも良かったです。
ゲストがChris HillmanとHerb Pedersenときて、一発目からBuritosのSin Cityですから、やりすぎなくらいです。
でも、意外に収穫だったのは、The Low Anthemというグループですね。
フォークグループっぽいんですが、耳を澄まさないと聞こえないような弱い感じのトーンが却って際立たせてました。ちょっと際物っぽくもありますが、アコースティックロックって感じで、一番良かったです。
正直、6千円近くも取られるんで、これで成り立ってるのかな...と思ったりしつつ、結構観光客もいたりして(観光バスが横付け)、面白いです。
今度はOpry Houseが復旧したら、行ってみたいですが、いつのことやら...という感じです。
中で販売していたOpry85周年の本を買ったんですが、最近のコンサバなカントリーミュージシャンがメインの本だったので、がっかりでした。

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