先に、Flatt & Scruggsのところでも書いてしまいましたが、Earl Scruggsのライブを見てきました。
由緒正しきRyman Auditoriumでやるということ、26ドルという超破格値であることなどから、思い切ってチケット購入。
正直、まだ健在だったんだ!という驚きもあったんですが、とにかく伝説の人物だけに、期待をかなり大きく膨らませながらも、かなりお歳なんだろうなぁ...とも思って、Rymanの中に入って行きました。
いずれの席も同額で安いこともあって、結構入ってましたね。私は正直購入したのが遅かったんで、1階の後ろの方になってしまったんですね。この席が最悪で、日本だったらクレームになりそうな席ですが、ステージ上面半分が見えないんです。パフォーマーは見えますが、すぐその上から視界を2階のせり出した部分が覆い隠す訳です。Rymanは伝統あるホールですが、しかしこの造りはないよなぁ...ってそれだけでも十分凹んでしまいます。
2階のせり出しから外れている前の席のほうに言ってみると、Rymanの高い天井が見えて、開放感が丸っきり違います。あとで調べてみてわかったんですが、普通は料金を区分してるようで、私が座った席は一番安いところのようです。まあ、スペシャルイベントなんで、私の出だしが遅かっただけに、しかたないでしょう。
椅子は木のフラットな椅子で、なんとも言えない座り心地ですが、私は嫌いではないです。ただ、アメリカでは全般的にそうなんですが、クーラーガンガンで、寒過ぎます。吹き出しの真下だったんで、参りましたね。かなりの大味です。
まず最初は前座だったんですが、Sarah Jaroszというフォーク系の人で、かなり若い感じですが、ギターだけでなくバンジョーやマンドリンやアーチトップを曲毎に持ち替えて、かなりの実力派であります。一人っきりのパフォーマンスでしたが、結構頑張ってました。
しかし、前座というのは、辛いですね。彼女は結局1時間近くも演奏したんですが、長過ぎますね。正直、御大を待ってるだけに、余計にイライラします。でも、アメリカのライブはこういう感じなのか、誰もブーイングなく、暖かく見守ってました。
その後20分近い休憩を挟んで、いよいよ御大登場です。しかし、やっぱりかなりの高齢なので、歩くのも立つのも厳しいようで、椅子に座ってのパフォーマンスとなりました。こればかりは仕方ないです。
演奏が始まったんですが、正直なんとなくまとまりに欠けていて、厳しかったですね。御大の演奏も、リズムに乗り切れてなくて、悲痛な感もありました。でも、そんな彼の一生懸命な姿を、ファンは暖かく見守っていて、「演奏が聴けるだけでも感謝!」という雰囲気すらありました。
どうもRyman出演65周年記念という意味もあったようで、途中でスペシャルゲストとして、思わぬ人が登場しました。Emmylou Harrisでした。ビックリです。かなりの歓声でしたね。2曲披露したんですが、Carter FamilyのKeep On Sunny Sideが染みました。相変わらずの美声で、感動です。
あともう一人マンドリン弾きの方もゲストだったんですが、すいません、誰だかわからなかったです。
そんなこんなで、2時間近くやったようで、終わったら3時間30分近く経過してました。
ある意味、アメリカではこういうコンサートも成立する訳で、本場でないと見れないものではありました。どこか心温まるところが、本当にいい感じでしたね。
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