2010年7月30日金曜日

7月に買ったCD(Merle Travis)

さあ、いよいよ来ました!
正直、今回大量に買った中で、私は彼こそが最重要人物だと思いますね。
今まで、全く聴いた事がなかったというのを、恥じてしまう位です。
カントリーというジャンルでは決して語ることのできない魅力に溢れてます。
いろいろと、後の影響で語られがちなんですが、私はそういう面はあまり詳しくないんで(すいません、実はChet Atkinsはちゃんと聴いたことがありません。)特に語る事もできませんが、ブルース等黒人音楽のほうが得意な私の耳をもってしても、この音楽には圧倒されます。
ブルースやジャズやカントリーなど、この時代にあった音楽そのものを包括してしまうような、そんな広い海のような音楽に飛び込んでしまった感すらあります。
どちらかというと、インストも否定してたんですが、このアルバムだけは別格です。
とにかく、1曲目からぶっ飛びです。なんていうか、無駄音は一切なく、ドンっと響いてきます。一人でこの音を奏でていること自体が驚異です。以降は完全にMerleの世界にどっぷりです。
正直、これ以外のアルバムのジャケットとかも含めて、彼の姿を見てると、極めて失礼ながら、ジャガイモみたいな田舎のオッサンって感じで、服装やコテコテのギターも含めて、とても好きになるような要素はないんですが、音はぶっ飛びです!黒人とか白人とか、カントリーとかブルースとか、そういう括りで捉えていた自分が恥ずかしくなります。このタイム感というか、圧倒的な音の連続は、まさに極上の音楽そのものです。
ちょっと大道芸人風の媚びた部分も否定しません。しかし、そういうことも含めて、完全に彼の音楽なのでしょうね。語れば語る程、言葉が陳腐になっていくような、そんな気さえします。
このアルバムに関して言えば、最後におまけで歌モノ8曲が入っていて、アルバムとしての統一性を崩している部分はあるんですが、でもこの8曲も強力過ぎて、そういう批判すら霞んでしまう勢いです。歌モノは、ややもすれば古臭過ぎる感もあって、最初は抵抗ありますが、間違いなく引き込まれます。
聴き込めば聴き込む程に、取り憑かれたようになってしまうというのが、彼の音楽の恐ろしいところでしょうかね。凄いです!

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