
実はこのバンドはめちゃめちゃ好きで、このアルバム以外はすべて持ってます。
ちょっとゴタゴタがあって、オリジナルメンバーでアルバムを作った(作れた)のは3枚目までで、その3枚はいずれも素晴らしい出来なのですが、以降は衰退の一途を辿るわけです...。(以降のアルバムにも名曲はあるんですが...。)
で、本作ですが、次に紹介するZalのアルバムとのカップリングで日本独自に発売されたものなんですが、たまたま中古品を見かけ、ゲットした次第です。
この時期はすでにバンドとしての実態はなく、このバンドのドラマーだったJoe Butlerが契約上のしがらみで作ったものという曰く付きののアルバムです。従って、元々のバンドの魅力を味わうことは到底無茶な話なんですね。このバンドは、アメリカンルーツミュージックを聴きやすいフォークロックに仕立てた、というのがざっくりした印象です。ディープな音に陥らず、ポップながらもどこかハチャメチャな楽しい感じが全体を貫いていて、ハッピーなバンドなんです。その中でも、かなり渋い歌を聴かせていた異色のドラマーだったんで、このアルバムもそういう彼の力量は十分発揮されてます。このアルバムの解説にもあります通り、彼のソロとして発表されていたら、もっと正当な評価がされたんでしょうね。
ということで、全く万人向けではありませんが、カップリングなんで損はなかったかな、という感じです。
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