
実は先月紹介したBeckに結構はまってまして、改めて彼の他のアルバムもじっくり聞き直したりしてるんですが、正直Sea Changeがやっぱり好きなんですね。このアルバムは結構重たい感じがありますが、改めてSerge GainsbourgのHistoire de Melody Nelsonというアルバムからの影響を強く感じるんですよね。かなりパクってる感じです。
で、脱線してきましたが、Histoire de Melody Nelsonもかなり聴き直してるんですが、やっぱりこのアルバムはサウンドがかなり特異なんですよね。ロックバンドとストリングスの見事な融合というか、Sergeの語りのような歌を盛り上げるための最高の効果音という感じです。でもこの音作りはSergeが全部やったものではないのもわかってしまう訳で、いったい誰なんだ?という疑問を改めて掘り下げて行くと(ごめんなさい、素人っぽいアプローチで。)、やっとJean Claude Vannierという人にぶち当たる訳です。もちろんこの人だけがMelody Nelsonを作り上げたということまで言うつもりはないですし、ロックバンドのサウンド、特にソリッドなHerbie Flowersのベースが目玉なのも事実ですが、効果音というか、ストリングスの使い方もやっぱり売りなんですよね。その部分に限っては間違いなくこの人が果たした役割は大きかった訳です。
ということで、前置きがいつになくずいぶん長くなってしまいましたが(失礼しました)、このアルバム、正直かなりブっ飛んでます。
サウンドコラージュっていうんですかね...、驚かすのが目的のような音のちりばめ方というんですか、とにかく耳を澄ましてしまうようなところがあります。音量や音圧が強い曲もあるんで、耳を澄ますという表現が適切でないかもしれませんが、次にどんな音が出てくるんだ?という期待感みたいなものを抱かせます。
まあ、かなり個人的な切り口で言ってしまえば、ボーカルなしのアルバムなので、退屈な感も否めませんし、Melody NelsonのSergeのような核がないんで、厳しいところもあるんですが、Melody Nelsonが好きな人には悪くないかもしれません。(あまりおすすめしようとは思いませんが。)
ちなみにSergeの生涯を音で表現しているらしいですが、ライナーノーツを読み解いた訳でもないので、あまりよくわかってません。ごめんなさい。
長々と書いた割には、おすすめでもないという、なんとも微妙な文章になってしまいましたが、でも衝撃的でもありました。こんな音楽アリなんだ...って感じですかね。裸のジャケットも含めて、意味不明な感じです。
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