
フランスの"今"を代表するアーティスト。
さっぱりフランス語がわからず、音だけの評価になってしまうのだが、フランス音楽界を代表するSerge Gainsbourgの直系であり、その影響をまったく否定しないボーカルスタイルや、重厚な音世界は、紛れもなく彼独自のもの。正直、すぐに聴いて評価云々できるものではない。
ソロアルバムとしては、4作目となる本作は、前作で強調されていた金属的なロックサウンドやミニマルミュージックっぽいアプローチは引き続きあるが、基本はストリングスの効いた重たい歌が多く、ファーストアルバムのような感じにまた戻りつつあるような気もする。
私は、彼の真骨頂はストリングスアレンジにあると思うので、前作が好きになれなかっただけに、まずは好印象。
ささやくようなボーカル、ちょっとクラシカルかつ重厚な雰囲気は、かなり退屈さを伴うが、一旦ハマると取り憑かれてしまうので、不思議だ。(今回はちょっとPOPさと距離を開けているような気もするが。)
個人的には最高傑作と評価しているNegatif(2作目)を凌ぐものではないが、悪くないと思う。
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