2007年9月12日水曜日

9月に買ったCD(Benjamin Biolay)


フランスの"今"を代表するアーティスト。
さっぱりフランス語がわからず、音だけの評価になってしまうのだが、フランス音楽界を代表するSerge Gainsbourgの直系であり、その影響をまったく否定しないボーカルスタイルや、重厚な音世界は、紛れもなく彼独自のもの。正直、すぐに聴いて評価云々できるものではない。
ソロアルバムとしては、4作目となる本作は、前作で強調されていた金属的なロックサウンドやミニマルミュージックっぽいアプローチは引き続きあるが、基本はストリングスの効いた重たい歌が多く、ファーストアルバムのような感じにまた戻りつつあるような気もする。
私は、彼の真骨頂はストリングスアレンジにあると思うので、前作が好きになれなかっただけに、まずは好印象。
ささやくようなボーカル、ちょっとクラシカルかつ重厚な雰囲気は、かなり退屈さを伴うが、一旦ハマると取り憑かれてしまうので、不思議だ。(今回はちょっとPOPさと距離を開けているような気もするが。)
個人的には最高傑作と評価しているNegatif(2作目)を凌ぐものではないが、悪くないと思う。

2007年9月5日水曜日

9月に買ったCD(Ben Harper2)


で、改めて本盤を購入。
実はまだBen Harperを本格的に聴き始めて1年位で、昨年の来日は知らなかった。
その来日記念で、限定盤で発売されていたものを今更ながら購入。
1年前にはiTunesでダウンロード購入したので、日本語歌詞等一切の情報がないまま、とにかく音に惚れて聞き込んできたが、今回アルバムの構成や歌詞や演奏者等知るにつれ、さらに魅力にはまっていく感あり。
とにかく凄いアルバムだ。正直これをリアルタイムに体験できていることが嬉しい。(1年以上遅いか。)
Innocent Criminalsとの録音は3曲程度で、意外に自分で多重録音したテイクが多い。
また楽曲も含めて、なんとなく60年代後半〜70年代初期の臭いが感じられるのが、素直にいい。
中低域の効いたシンプルなストリングスも、かなり効果的で、時々入っているウッドベースと併せて、重厚感を演出している。
限定盤のおまけのOuttake集は、原曲から一部のパートを抜いただけのようなものも入っているが、どうやって曲を作り込んでいるかとか、それぞれのパートがよく聞こえたりして、マニアには堪えられない。
限定盤がいいかどうかは別として、今は普通に2枚組で2800円で売ってるので、ぜひ歌詞の和訳も含めて堪能して欲しい。

2007年9月1日土曜日

9月に買ったCD(Ben Harper)


前作Both Sides of The Gunが名盤だっただけに、わずか1年後に新作が出るとは思ってもみなかったので、かなり期待して購入。完全にBen Harperにはまっている。
で、期待の新作だが、ある意味肩すかしのように、かなり軽い感じ。前作の作り込んだ感じではなく、気持ちよくバンドサウンドを楽しんでいるようで、Innocent Criminalsと一緒にツアー明けに一気に仕上げたものらしく、ライブ感も出てる。1曲目からNeil YoungのDon't Cry No Tearsからパクったようなイントロに低音ボーカルという組み合わせで、一気に引き込まれる。最後はワイゼンボーンでインスト〜弾き語りと流れ、相変わらず格好いい。
でも、正直Both Sidesが名盤だったことが改めて鮮明になった感あり。